3年間の中学部が終わりを迎えました。
高等部に進学するのですが、一応受験がありました。
娘は面接だけでしたが、娘なりに緊張している様子でした。
無事に進学も決まり、いよいよ卒業式です
。
3年間、毎週末の送迎を娘と頑張って来ました。雪が積もる地域なのでドキドキしながら。
仕事で迎えが夕方遅い事が多く。
先生にも本当にお世話になりました。
一人で待つ時間が長く、迎えに行くと涙を流していた事もありました。
仕事があるから許してね…と思いつつ、早く行ける時には仕事を上がらせてもらい迎えに行ったりもしました。
娘の事があるから、とずっとパートだったので出来た事でした。
卒業式は淡々と進み、私も涙が出る事はなかったのですが、ホームルームの時間に号泣する場面がありました。
一人一人、保護者に手紙を書いていて順番に読むのです。
娘も先生と一緒に考えたであろう文章を、一生懸命読みました。
「3年間、私を寮に送り迎えしてくれてありがとう。いつも、美味しいご飯を作ってくれてありがとう。」
周りを憚らず、嗚咽が漏れる程号泣しました。この学校を選んで良かった。そう思えた瞬間でした。
今でも手紙は大事に飾っています。
中学部を卒業して、もう6年が過ぎますが
私にとって大切な大切な宝物です。
娘は本当に頑張りました。
あっと言う間の3年間でした。
学校生活を送る事が出来るのも後3年。
『学校』と言う守られる場所があるうちは幸せだな…。そう思いました。
娘には後3年、寮生活を頑張ってもらわないといけません。ですが、中学部の3年間で強くなった娘を見て、心配はあまりありませんでした。
卒業式が終わったら、入学式はすぐにやって来ます。
新しいスタートの春でした。