トイレ以外は動けない絶対安静の入院生活。
翌日は先生の診察はなく、エコーを見れないので不安でしたが、翌日の診察を待ち遠しく思いながら過ごしました。
出血は二日目も変わらずあり不安感が和らがないまま一日を過ごしました。
週末。
娘が旦那と共に病室に来ました。
会話をしている時は普通にしている娘でしたが、帰る時間になると一瞬にして不安そうな表情に。
私も心配でした。
私の実家に私がいなくても泊まるのは平気でしたし、普段も寮生活です。
ですが、旦那と二人で過ごす夜は初めての事。
そして私は病院に入院中。
繊細な娘ですから、不安で溜まらなかった事と思います。
少し涙ぐみながら病室を後にしました。
その姿を見て私も泣かずにはいられませんでした。
心配された出血も少しずつ落ち着いてきました。
鮮血だったものも鮮血ではなくなり。
エコーで見ると白い影が少しずつ小さくなっているようでした。
赤ちゃんも元気に動いていて取り敢えず安心。
予定通り、1週間の入院で退院となりホッとしました。
ですが、まだ安静が解けた訳ではなく。
帰宅しても安静の日々。
仕事も休まなくてはならず、申し訳なかったです。
この年は大晦日・お正月も安静のまま過ごす事になりました。
お正月、娘と旦那で初詣でに行き、安産のお守りを買ってきてくれました。
ずっと身に着けておくお守りがあり、いつも腹巻きの中に入れて過ごしました。
季節は冬。
窓から見える景色は雪景色の時もありました。
5ヶ月から6ヶ月に入り、お腹が少し膨らんできました。
そして、大晦日・・・グニン!という感覚を感じました。
んっ!?
一瞬の事でした。
少し静かにしていると、また「グニン!」
胎動だっ!
嬉しい!
動いているのが微かに分かる!
胎動を感じる事が出来て本当に嬉しかった。
頑張ってるね。
手をお腹にあてて話し掛けました。
胎動を感じる事が出来て少し気持ちにゆとりが生まれました。
胎動を感じる事で元気な事が分かり安心出来ます。
調子が良い時に家事をしようと試みるのですが、すぐにお腹に張りを感じて横になる・・・。その繰り返しでした。
、、、仕事復帰出来るのかな・・・。
心配でした。
そして、ずっと悩んでいる事もありました。
「出生前診断」
娘が染色体異常で私は35歳以上だったので、始まったばかりの「新型出生前診断」の対象でした。
旦那とも、折に触れて話し合っていました。
結論は、私の中では決まっていたのですが、本当にそれで良いのか悩む思いもありました。