熱を出したり大病をする事なく、順調に中学3年間を過ごして来た娘。
そんな娘が体調を崩したのは、もうすぐ修学旅行が始まるという時でした。
学校では授業で修学旅行で行く場所を調べて発表したり、色々準備を進めている時でした。
行く先は、USJや京都。
娘は現地で代表コメントを言う役割も与えてもらっているとの事でした。
最初は微熱の症状から始まり。
夜、寮から電話があり迎えに行きました。
翌日、私も仕事を休ませて頂いて様子見。
熱は上がる事なく下がったので、翌朝学校へ送りました。
ですが、娘の不調は続きます。
やはり熱が上がり。
寮では今迄なかった行動…破壊行動が見られるようになったのです。
迎えに行き、寮で話を聞いて驚きました。
夏用の肌掛け布団のバイアス部分を、ぐるっと一周糸を解いていたのです。
しかも、朝の支度をして通学迄のわずか10分足らずの間に!
本当に驚きました。
それは明らかに何らかのストレスから生じるものだろうとしか思えず。
破壊行動はそれだけではなく。
小物を整理する20センチ四方の籐のカゴを破壊していました。これにも驚きだったのですが、また、短時間の間に行っていたとの事で、寮のスタッフの方々も本当に驚いていました。
勿論私も。
娘に一体何が起こっているの!?
急遽、県立の療育センターに、担任の先生と保健の先生とで診察に行きました。
この時点で、修学旅行迄後数日。
修学旅行…行けないんじゃ?
修学旅行、断念した方が娘の為なんじゃないかな…。
色々な考えが巡りました。
診察では、脳波も調べました。
色々な検査の結果は、特に異常はなく。
もう、様子見しかありません。
担任の先生が、USJ等大変そうなら車椅子を利用するので、修学旅行は参加で行きましょうと言って頂いて、不安ながらもお願いしました。
きっと、娘の中で色々な情報が一杯になりパニックを起こしているんじゃないか。
そう思いました。
もし、現地で体調を崩したら…。
不安でしかない修学旅行の日を迎えました
。